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 日が暮れると、利島の空は天然のプラネタリウムと化します。星座を知らなくても星に興味が無くても、手が届きそうな星空を無心に仰いでいるだけで、のびやかな心に変えるのは誰しも同じでしょう。スターウォッチングで利島の最高のナイトライフをお楽しみ下さい。

○ウォッチングポイント
 本格的にスターウォッチングという人には、南ヶ山園地が一番のオススメです。島の南側に位置する南が山園地は、新東京百景にも選ばれた景観地です。人口の明かりは他の島の灯台以外全くありません。夜空に吸い込まれるような感覚を味わうことができるでしょう。

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○春から夏の空
 夏の夜空の劇場は、天の川。実際に天の川を見たことがありますか?
 利島の空に輝く天の川を眺めていると、幼い頃の七夕様の情景が鮮明に思い出されてきます。彦星織姫伝説の甘い雰囲気に浸れるのも、今では離島ならではのことなのかもしれません。
 宮塚山から白鳥座を経て伊豆の島々が浮かぶ夜の海へ流れ込む天の川。川の流れにきらめき落ちていく、流れ星の軌跡。このたとえようのない自然の美しさと雄々しさには、時の流れを忘れてしまいそうです。
 夏はまた、流星群の多い季節。旅の一夜、消滅する間際に最後の輝きを示す流れ星へ、願いを託すのも忘れられない思い出を残してくれるでしょう。

○秋から冬の空
 秋から冬に向かって、空気が乾燥するとともに、空は更に澄みわたってきます。大きく輝く星は少なくなるものの、それだけに無数の小さな星たちの輝きが鋭さを増します。晴れて月のない夜、アンドロメダ星雲やプレデアス星団までが肉眼でも見つけられるのが驚異的。もちろん、どんなに視力の優れた人でも、星雲や星団はぼんやりとした光の塊にしか見えませんが、普通の望遠鏡でもあれば、中心部の明るさや個々の星たちが、もう少しはっきりと見えてきます。