お知らせ

2015/8/11利島に観光で訪れる皆様へ

利島は島内のほとんどが椿畑に覆われ、サクユリなどの花も美しくキジ・ウグイスの鳴き声が響き渡る、そして周囲は美しい海に囲われている自然豊かな素晴らしい場所です。
そんな利島へいらっしゃる観光客の皆さまへ、安全に観光を楽しんでいただくためにいくつか注意点を挙げさせていただきます。

日焼け止めやラッシュガードを有効活用しましょう
利島に限らず離島での日差しは非常に強いです。さらに桟橋で釣りを行なう場合やイルカウォッチングなどの船上では日光を遮るものが少なく紫外線を浴びる量が多くなります。適切な対策をとらずに日焼けをすると「やけど」の状態になることがあります。マリンスポーツや釣りなどを行なう場合には、必ず日焼け止めやラッシュガードを使用しましょう。

こまめな水分補給をしましょう
暑い中での活動を行なうと必ず身体から水分が失われます。同時に塩分も失われます。日中に村内散策をする場合はもちろん、桟橋での釣りやイルカウォッチング・ダイビングなどの活動をする際にはこまめに水分摂取をしましょう。また、水分摂取の際には単なるお茶だけではなく、塩分糖分を含んだ飲料(スポーツドリンク)や飴などを同時に摂取するなど工夫をしましょう。

飲酒後に桟橋に近づかないようにしましょう
以前、飲酒後に桟橋に出た方が海中に転落する事例が発生したことがあります。また、他島の事例ですが飲酒後に釣りを行なっていたところ、転倒し頭を強く打って頭蓋内出血(外傷性くも膜下血腫)を起こした事例もあります。飲酒後に桟橋に出ることは予期せぬ事故を生じるもとになります。飲酒後には桟橋に近づかないようにしましょう。

かかとの高い靴・サンダルは避けましょう
利島はいたるところに傾斜の急な坂があります。かかとの高い靴・サンダル(ハイヒールなど)を履いて歩くことは脚を痛める原因になったり、転倒の危険を高めることにつながります。来島の際には靴底が平らな靴を持ってくるようにしましょう。

船で海上に出た際には乗務員の指示に従いましょう
今年は波の荒い日にイルカウォッチングに出かけた船中で転倒し顔面を切った事例が発生しています。船中では予期せぬ事故が生じる可能性があります。必ず乗務員の指示に従い、危険な行為をしないようにしましょう。

観光客の皆さまが安全に利島を楽しんでいただけることを心からお祈りしております。

平成27年7月30日

利島村国民健康保険診療所